のりブログ

ゲーム関連記事および雑記などを書いています。

ゲームプログラマーの新卒採用

こんにちは!のりです。

 

さっそくブログ記事第一弾として何か書こうと思ったのですが、せっかくだからちょっと有益?な情報でも書いてみようかと思い、ゲームプログラマーが新卒で大手ゲーム会社に入るための基準について自分が思ってることを書いてみようかなーと思いました。

最初の記事にしては真面目すぎるかもしれないですが、書いてみたいと思います。

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私は大手ゲーム会社に新卒で入社して8年目のゲームプログラマです。

今まで新卒採用試験の問題や履歴書の選定にも何回か関わり、新人の育成もしました。

そこで思ったのが、採用には「枠」があるのではないだろうか?ということです。

よく、ゲームプログラマーC言語、数学、物理、英語、基本情報なんかを勉強して、専門学校より大学に入っていた方がいいっていうような話を聞きます。

まあその通りだとは思います。

しかし、上記のような内容を勉強して大学をでている人は沢山いるわけですが、入社してくるのは年に数人なのです。大手には東大や京大しか入社できないなんて話も聞きます。

まあそんなことはありませんが。

そこで、どんな基準で採用されることが多いかと考えたところで「枠」という概念が頭に浮かびました。

 

枠その1 新卒採用試験高得点枠

  そのままの意味です。筆記試験の点数が最高得点の人が採用されます。

みんな満点とったらみんな受かる気もしますが、満点とった人を今まで見たことないです。

100点満点でいうと、東大や京大に80点代が多く早稲田や東工大などが70点代、筑波などが60点代、地方が50点代って印象です。

ここで1枠埋まるので、10人採用なら1人は東大や京大の人が入るイメージです。高得点が10人いても枠に対して1人な気がします。

ちなみに私は地方の大学で、高得点はとってないと思うのでこの枠ではなかったですね。

 

枠その2 すごい実績枠

プログラミングコンテストの世界大会で入賞したとか、文部科学大臣賞を受賞したとか、おお!すごい!って感じの実績を持ってる人です。

毎年一人はこういう人がいて採用される気がします。

 

枠その3 おもしろ枠

成績や実績はあまりありませんが、話していて面白い人枠です。筆記試験では60点くらい取っていればとりあえず面接には進みます。面接でこの人は面白いって思ったら採用されることがあります。

ちなみにお笑い芸人的な狙った面白さではなく、天然な笑いのタイプな気がします。

 

枠その4 面倒見がよさそう枠

こちらも成績は平均ですが、みんながやりたがらないことを進んでする人の枠です。プリント配りや会場準備、ディスカッションなどで進んで紙やマッキーを取ってくるなど、グループワーク系の試験で評価されます。このタイプの人は敬語や電話対応なんかのビジネスマナーがしっかりしてる人が多いです。

 

枠その5 実際にゲームを作った枠

大学や専門学校で友人達と複数人でゲームを作ったことがある人の枠です。割とこの枠は専門学校生が多いです。3Dでしっかり遊べるレベルのゲームを3作品くらい作ったことがあるくらいが選考基準な気がします。

 

枠その6 コネ枠

大学教授や実際のゲーム会社社員の紹介で応募する枠です。

履歴書、筆記試験、面接などは普通に行いますが、選考基準が一般応募より甘い気がします。

コネかよ!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大学時代によほど優秀で教授に信頼され、ゲーム業界の情報を積極的に集める必要があります。

 

とりあえず、ぱっと思いつくのはこのくらいです。

ちなみに私は実際にゲームを作った枠です。たぶん。友人と一緒に作ったゲームを5種類くらい送りました。

 

それでは今回の記事はこのあたりで失礼します。

以上、ゲームプログラマーの新卒採用でした!