のりブログ

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鉄拳7 ステップインガードに置き下段

こんにちは!のりです。

以前、鉄拳7 三すくみの記事で、鉄拳では三すくみを意識しないと面白くないよ、という内容を書きました。


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しかし、実際に三すくみを意識しても、相手が攻めなのか置き技なのか、それとも様子見なのかよく分からないことがあると思います。

相手が走ってきて攻撃してくれば、どうみても「攻め」です。こっちが動いてないのに、相手が牽制するかのように、当たりもしない位置で技を出していれば、「置き技」かな?と思うでしょう。相手が横移動したり、前後に動くだけで、何もしてこなければ「様子見」タイプの人かと思うでしょう。

しかし、上記のように一目で三すくみのどのタイプに属するか分かりづらい行動があります。

その代表格の一つが「ステップインガード」です。「ステップインガード」なんて名称がつくくらいないので、特別なテクニックか何かと思う人もいるでしょう。

実はテクニックというほどのものではなく、ただ走ってきて何もしないだけです。

走ってきて攻撃をしてくれば、誰がみても「攻め」だと思うでしょう。しかし、相手が走って近寄ってきて攻撃がくる!と思ったら何もしない。

うん?なんだ?様子見か?となります。様子見なら攻めですが、もう相手から近寄ってきて接近戦の間合いになっているので、こちらから攻撃するにしても、何もしていない以上、両者の有利不利は互角の状態なので、あまり三すくみは成り立ちません。両者の実力が五分五分なら結果も五分五分、ほぼ運の勝負となります。対戦経験が豊富で感がするどい人ほど接近戦は有利で、初心者には不利です。三すくみはある程度相手との距離がある場合に効果を発揮して、できるだけ有利にことを運ぶ戦法なのです。相手が接近戦に自信があればあるほどステップインガードを使ってくるでしょう。

さて、ではステップインガードをしてくる相手とはどう戦えばいいのでしょうか?もちろん、自分の方が接近戦に自信があるのであれば向かい撃てばいいでしょう。まあしかしそう単純なものでもなく、実際にその状況に会うと相手が攻めだと思ったら、ステップインガードだった、さてどうしようと考えてしまい、遅れをとってしまいます。その間に相手が攻撃してくれば結局相手の攻めとなり、相手が有利となってしまいます。

とてもやっかいですね。

そこで考えられる手が「置き技」でしょう。「攻め」には「置き技」です。チョキにはグーです。

そこで、相手が近寄ってきたら、代表的な置き技「ライトゥ」などを使うと思います。

ライトゥとはライジングトゥキック、つまり飛び蹴りです。よくコントローラーの十字キー右斜め上とキックボタンで出る大抵のキャラにある浮かせ技の名称です。

相手が近寄ってきて攻撃したなら、おそらく置き技のライトゥが炸裂することでしょう。しかしステップインガードは攻撃しないどころか何もしません。鉄拳で何もしない場合はガード状態となります。こちらの置き技はガードされてしまい、鉄拳では基本的にガードした方が有利なため、こちらが不利となります。

相手が「攻め」だったので、こちらが「置き技」をしたら、三すくみとしてはこちらが有利なはずです。つまり、ステップインガードは攻めではないのでしょうか?「置き技」が負けてしまう三すくみは、「様子見」です。つまり、ステップインガードは様子見ということでしょうか?

しかし、上記でも書いたように様子見だと思ったら、間合いが近くてもう三すくみが成り立たない状態になってしまい、さらに自分が遅れをとり、不利になりやすいと書きました。

「ステップインガード」、おそろしい技です。ただ、近寄ってきて何もしないだけなのに。まるで、「ステップインガード」をされたら、された時点でこちらが必ず不利になってしまう錯覚さえ覚えます。

餓狼(8段)くらいの人で、けっこうやってる人は、何度か経験があることでしょう。相手は全然攻撃してこなくて、こっちから攻撃を仕掛けると負ける。でも置き技をしてもなぜか不利。何もせず様子見しても不利。なんか相手になめられてる気がしてイライラする。こいつ固すぎる。完全に受け身だ。うざいなーと。そして、結果的に勝負にも負けてさらにイライラ。そんな経験をしたことがあるはずです。

だいぶ前置きが長くなりましたが、それだけ凶悪な「ステップインガード」ですが、対応策はあります!

それは、「置き下段」です。

いろいろ書きましたが、結局「ステップインガード」は「攻め」です。「攻め」には「置き技」です。ただしステップインガードに対してだけは、「中段」の「置き技」ではだめで、「下段」の「置き技」が必要なのです。

近寄ってくるという行為は、実はしゃがむことができません。しゃがみながら近寄ってくる人はいませんよね。しゃがみ歩きや、特殊ステップというものもありますが、この場合はむしろ普通に「中段」の「置き技」が当たるので、難しく考えず、「置き技」を使えば勝てます。普通に走ってきたり、一歩踏み込んでくるが、何もしないという「ステップインガード」は、ダッシュ中に下段ガードができないという、唯一にして最大の弱点を持っているのです。

相手が近寄ってきそうなタイミングで、下段技を出してみて下さい。コンボに行けるような遅い下段でも面白いようにヒットします。

注意点として、直接相手に下段技を当てようと思わないで下さい。あくまで、離れた状態で、その場で相手に全然当たらないような間合いで下段技を出します。近寄ってくる相手は自ら下段技に当たってくれます。こちらから下段を当てにいっても、下段ガードされるだけです。ちょっと後ろに下がってから下段技を出すくらいがちょうどいいです。

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さて、「ステップインガード」には「置き下段」と分かったところで、今回の記事は終わりにしたいところですが、せっかくなので、もう1点注意事項です。

置き下段はかなり強いので、ステップインガードをしてくる相手がいたら、ガンガン置き下段を出すことと思います。まあ、こちらとしても、それしか正解がないため仕方ありません。相手が置き下段という対応策を知らなければ、相手はなぜか下段ばかりくらってしまう、おかしいなあと思い始めます。ステップインガードも置き下段の対応策を知らなければ、かなり強い攻撃方法なので、ステップインガードに頼りっきりの人もいるでしょう。なので、置き下段をしたからといって、すぐにステップインガードを相手がやめることもないはずです。

しかし、相手もさすがに何度も負けると気がついて、ステップインガードを控えます。

そして、今度はこちらの置き下段がなかなかヒットせず、苦戦し始めます。相手は控えるとは言え、たまにステップインガードを使ってはくる。なのに置き下段がヒットしない。

ついには、相手のライトゥに自分が当たってしまいます。

何が起こったのでしょうか?実は、相手はステップインガードに見せかけて、全然近寄ってきてはおらず、こちらの下段に対して置き技を出し始めたのです。相手がステップインガードをせずに何もしないのであれば、様子見です。技を出していれば置き技です。

相手の置き技にこちらが下段を出したのであれば、それはもう「攻め」です。

相手のちょっとした変化で、三すくみの状態はすぐ変化してしまいます。

相手が置き技をし始めたのであれば、置き下段はやめて、様子見をしなければなりません。この変化に気づくことは、なかなか経験を積まなければ難しいことです。

ステップインガードに対して、置き下段を出すことはとても重要ですが、ステップインガードに気をとらわれず、常に三すくみを意識することが大切です。

それにしても、ステップインガードだけで、これだけの内容になるのですから、やはり鉄拳は難しいですね。本当に。

しかし、三すくみとステップインガードを意識していれば、かなり自分が強くなったと実感できるはずです。鉄拳をプレイしていて、知らなかった人は是非試してみて下さい。

以上、鉄拳7 ステップインガードに置き下段 でした。