のりブログ

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ゲームプログラマーへの道4

こんにちは!のりです。

今回はゲームプログラマーへの道シリーズの4回目です。

前回は、大学1年生の時に学んだこと、やったことを書きました。

今回は、大学2年生の時のことを書きたいと思います。

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大学2年の時、まず役にたった知識というとパワーポイントを使ったプレゼンテーションの場が増えたことです。

パワーポイントとは、ワードやエクセルなどと一緒のWindowsMicrosoft Officeのアプリの一つで、スライドショーのように、複数のページを次々とめくって表示していくアプリです。簡単に言えば、紙芝居作成ソフトですね。

プレゼンテーションとは、人前で何かを発表したり、説明したりすることで、最近の会社では、よくプロジェクターやモニターなどにPCの画面を映しながら、何かをプレゼンテーションをすることが多いです。一般的には、「プレゼン」と略されます。

さて、ゲームプログラマーにとって、プレゼンのスキルは必要でしょうか?プログラミングスキルやゲーム開発知識があれば問題ないと思う方もいらっしゃると思います。

もちろんプレゼンスキルはなくても、ゲームプログラマーにはなれます。しかし、いざという時に使うことは多く、ゲーム業界なので、デジタルなものを使う人が多く、紙やホワイトボードでプレゼンする人は珍しいです。

やはり、パワーポイントの使い方を覚えておくと安心です。主にプレゼンする場面というと、技術発表、進捗報告、視察レポートなどです。技術発表は社内、社外問わず、新技術や難しめな技術などを解説したりすることがあるのですが、ゲームプログラマー誰しもがやるというよりは一部の専門的な人がやる印象です。しかし、ゲーム開発のプログラミング進捗報告や、社外のセミナーや技術展などの内容報告などは誰しも1回は機会があると思います。

就職においても、直接就活時に使うことはあまりないと思いますが、使えて当たり前と思われている場合もあり、覚えておいて損はないです。またプレゼンに慣れておくと面接なども安定して話せるのではないかと思います。

私の大学では、年に4回は50人前後の大勢の前でプレゼンする機会があり、最初は緊張しましたが、卒業する頃にはだいぶ慣れることができました。

ということで、大学2年生の時に身につけたスキルの1つ目がパワーポイントの使い方とプレゼン慣れです。

2つ目は、java言語の続きで、1年生の時のブロック崩しに続き、2年生ではシューティングゲームを作りました。ゼビウスのような縦スクロールシューティングで、けっこう作り込み、雑魚敵が5種類くらいいて、一定時間するとボスが現れるというのが1ステージで、10ステージ分作りました。10ステージといっても色違いや動きの変化、スピードアップなどのバリエーション変化だけですが。

また、そのシューティングゲームを改造して、ロックマンのような2Dスクロールアクションゲームも作りました。シューティングゲームもアクションゲームもjava言語だけで作りました。両方ともPC上で動く実行ファイルで、2本のPCゲームを作ったと言えなくはないです。

ちなみにグラフィックはネットから検索してコピー&ペースト(コピペ)しただけのものを使用しました。なので、もちろん商用などはできません。とはいえ、商用するようなクオリティではとてもありませんでしたが。

このjavaのゲーム2本の制作で苦労した点は、自キャラや敵キャラの動きです。正直、ゲームは大学1年生のブロック崩し以外作ったことがなかったので、どうプログラミングしていいか分からず、とりあえず2Dということもあって、二次関数や三角関数の数式をプログラムで書いて、プログラミングコードは数式だらけのかなりごちゃごちゃしたコードになっていました。こういうごちゃごちゃして他の人が見たら、何を書いているのかわかりづらいプログラミングコードをスパゲッティコードといいます。大学時代の私のコードはスパゲッティだらけだったと思います。(笑)

実際、ゲームプログラマーになるためにゲーム会社を受ける場合、自作のプログラムコードを提出することがよくあるので、できれば見やすいコードを書けるようにしていた方がいいです。私はスパゲッティのまま出しましたが。今思えばよく通ったなと思います。

ゲームの提出といえば、たまにゲームクリエイターの専門学校などで、全員同じプログラムコードでグラフィック画像が違うだけのものを提出してきたということがありました。

おそらく授業で用意されたサンプルのプログラムなのでしょうが、さすがにそのままグラフィック画像だけ変更というのは、ゲームプログラマーとしてはやめた方がいいと思います。ベースはサンプルでも、何かオリジナルのプログラミング要素をつけた方がいいです。サウンドノベルなら、ゲームは一緒でもツールを自作してみるとか、アクションゲームならAIに凝ってみるとかです。

実際ゲーム会社でも何かのサンプルをベースに作り始めることは多く、ゲームの一部に他の人が作ったサンプルを流用することは特に問題ありません。むしろ、どんどん使ってすごいボリュームのゲームとかを作った方が、他人のプログラミングコードを解析する力があると評価されます。

著作権や特許などは、商用せず個人で使うだけなら問題ありません。もちろん就職活動に使っても特に文句を言う人はいないでしょう。

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ということで、大学2年生では、パワーポイント、プレゼン、シューティングゲーム、アクションゲームということで、だいぶゲームプログラマーらしいスキルが身についてきました。

しかし、ゲームプログラマーになるには、まだ足りません。

この状態でゲーム会社を受けても、もしかしたら受かる会社もあるかもしれませんが、かなり厳しいと思います。最近のゲーム会社の就職はハードルが上がっています。基本的なことができるだけでは雇ってくれません。

次回は大学3年生で学んだこと、やったことを書きたいと思います。

以上、ゲームプログラマーへの道4 でした!