のりブログ

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ゲームプログラマーへの道7 ~大学時代のゲーム制作編~

こんにちは!のりです。

久しぶりに「ゲームプログラマーへの道」の続きです。

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前回は、大学2年生の春休みに、3D対戦アクションゲームを友人と2人で作ることになり、3週間でキャラが動いて、ジャンプや攻撃などのモーションができて、当たり判定などを付けるところまで、作成したというところまで書きました。

春休み最後の4週目では、HPゲージや実際に攻撃がヒットした際のダメージ計算、攻撃がヒットした際のエフェクト、ゲームのタイトル画面、キャラクター選択画面、バトルの勝敗決定処理、などを作成しました。

これで、ようやくゲームとして遊べる形にはなりました。無事、1ヶ月で3D対戦アクションゲームを荒削りではありますが、制作することができたのです。

春休みが終わり、大学3年生の新学期が始まり、ちょうどよく数十人の生徒と教授の前で、自分の興味あるものなどをプレゼンできる場があり、私はこの春休みで制作したゲームを発表しました。

結果は、すごいね!というような概ね良い評価を受け、ある教授からは、独自のゲームエンジンを作ってみないか?などの誘いを受けました。

この3Dのゲームを大学で発表したことが、ゲームプログラマーへの道をより加速させることになります。このことがきっかけで、私のところにいろいろな依頼や誘いが来るようになりました。大学では、3Dのゲームを作ってみたいという人が結構いて、絵を描いていたり、作曲していたり、ゲームアイデアを構想していたり、3Dモデルを作っていたり、モーションデータを作っていたりと、何か1つの要素を実は勉強しているという人が自然と集まり、ゲームを一緒に作ろうという話になりました。

結果として、大学3年生の時に、最初の3D対戦アクションゲームの他に、3Dのレースゲーム、3D格闘ゲーム、携帯電話用のアクションゲームのプログラミングを行いました。

また、教授の誘いで、大手電気メーカーとの共同研究でゲームを作ってみないかと言われ、変わったデバイスを使用したゲーム制作なども経験することができました。

他にも、他大学の教授からの依頼で、研究用の音声認識ツールや、映像の録画ツール、ある実験用の手順説明ツールなどゲーム以外のプログラミングを行い、とても良い経験になりました。

さらに、大学のプログラミング関連の授業の教授のサポートを依頼されて、授業中に教授が手が回らない生徒にプログラミングを教えるということもしました。

共同研究やツール作成、教授のサポートでは、それぞれアルバイト代みたいなものがでて、良いお小遣い稼ぎになりました。

大学1年生のブロック崩しゲームの作成、大学2年生の2Dシューティングゲーム、2Dアクションゲームの作成と比べると、大学3年生での実績はだいぶ飛躍したものとなりました。

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この経験は今の私のベースとなっており、最初にいっしょにゲームを作った友人や、その後、他のゲームも作ろうと誘ってくれた多くの友人、いろんな経験を紹介してくれた教授に今でも感謝しています。

そして、このように運良くいろんなことが経験できて、大学4年生になり、大学最後のイベント、卒業研究と論文、就職活動を迎えることになります。

次回のゲームプログラマーへの道8あたりで、実際にゲームプログラマーになるまでを書いて、シリーズは最後となりそうです。

当初は何となく自分のやってきたことを書いてみようかなと書き始めたシリーズですが、結構長くなりましたね。前のナンバリングから読んで下さっている方は、ご愛読ありがとうございます。

以上、ゲームプログラマーへの道7 でした。