のりブログ

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新ゲームプラットフォーム「STADIA (ステイディア) 」が発表されました!

こんにちは!のりです。

本日のGDC(Game Developers Conference)にて、Googleのゲームプラットフォーム「ステイディア」が発表され話題になったようです。

グーグルさんがゲーム機を出すというような噂は流れていましたが、ついに発表されました。特にゲーム業界においては、かなり注目されています。その理由は、「ゲームストリーミングプラットフォーム」だからです。

現在、スマホゲーがゲーム市場をだいぶ席巻しており、従来の据え置き機のゲームは超ヒット作を除いてほとんど売れないような市場となってきております。そんな中、スマホゲーの次に流行るだろうと言われているのが、この「ゲームストリーミング」です。

今回は、ステイディアとゲームストリーミングについて、ちょっと思ったことなどを書いてみたいと思います。

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目次

ゲームストリーミングについて

スマホゲー以上にどこでもゲームプレイ!

ゲームストリーミングはネット環境さえあれば、「スマホ」でも「タブレット」でも「PC」でも「テレビ」でも「映像を写す機器」があれば、どこでもゲームがプレイできます。

最新PCでしか動かないようなハイエンドなゲームをスマホでプレイできる!

スマホゲーはどこでもスマホ一台あれば楽しめるというお手軽さが魅力ですが、最新のデスクトップPCなどの性能に比べるとその性能は劣るため、ハイエンドなゲームはPCや据え置き機でプレイするしかありませんでした。

しかし、ゲームストリーミングは、スマホゲーのようなゲームはもちろんのこと、PS4やSwitch、PCでプレイするようなハイエンドなゲームもスマホでプレイすることができます。

ゲームストリーミングの仕組み

さて、そんなどこでもハイエンドなゲームをプレイできるゲームストリーミングの仕組みですが、ゲームの処理を近くにあるデータセンターにあるハイスペックPCに実行させて、その結果出力された映像がユーザの端末に送られてくるという仕組みです。

ユーザが端末で操作 → 操作内容がデータセンターに送られる → データセンターのPCでゲームを実行 → ゲーム画面だけがユーザの端末に返ってくる

ステイディアについて

といった感じのゲームストリーミングを行うプラットフォーム「ステイディア」ですが、ちょっとゲーム事情やPC、ネットワークなどに詳しい方であれば、「入力ラグは大丈夫なの?」、「通信が遅いとどうにもならないのでは?」、「データセンターのPCはそんなに高性能なの?」、「そもそも沢山のユーザが一斉に使用したらPCがダウンしちゃうのでは?」など疑問は尽きないと思います。

そんな疑問はグーグルさんの技術力と資金力でオールクリア!

実際のところ、ゲームストリーミングは上記のような通信技術やPCの性能、膨大な数のPCを用意する必要があるなど、それらを用意できる企業はほとんどないため、理論上は可能でも実現は厳しいといったものでした。

しかし、グーグルさんは、世界屈指のネットワーク技術と膨大な数のデータセンターを持つ、世界トップクラスの企業です。そんなグーグルさんが満を持して、ゲームストリーミングサービスを行うと言えば、ついに実現するのか!と期待の声も上がるというものです。

対応端末は、スマホタブレット、PC、テレビなど

ゲームストリーミングの項目で説明した内容と同様に、ステイディアもネットに接続できて映像が見れる端末であれば、ほとんどの端末でゲームがプレイ可能です。ネットに接続されていないテレビやモニタであっても、おそらく小さなUSB端末などを接続するだけプレイ可能なのではないかと予想されます。

データセンターのPC性能は、1台でPS4の2倍以上!

実際にゲームを実行するPCの性能は、1台でPS4の2倍以上と言われているようです。しかも、そのPCを複数並列で接続することで、何倍もの処理速度を得られる設計のようです。もちろん、世界中のユーザが同時にゲームを実行させても4K解像度60fpsは担保するような性能とのことです。

スマホやコントローラだけで、ハイスペックゲームが気軽にプレイできる時代

ステイディアが流行れば、ゲーム機という概念はなくなり、スマホやコントローラといった入力端末さえ持っていれば、どこでもハイスペックなゲームをプレイできる時代が到来します。Switchのような子供達をメインに人気のゲーム機は影響をあまり受けないかもしれませんが、PS4やXboxOneといったハイエンドを売りにしているゲーム機にとっては強力なライバルとなりえるのではないかと思います。

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あとがき

ということで、ステイディアについてでした。とても期待度が高いゲームプラットフォームですが、まだ日本でのリリースは未定となっています。まあ、日本は北米や欧州で流行った後の方が流行りやすい傾向があるので、是非とも北米や欧州で流行って日本でもリリースされることを期待しています。ゲーム開発者としてというよりは、1ユーザとして手軽にハイエンドゲームがプレイできることは喜ばしいことですからね。

以上、新ゲームプラットフォーム「STADIA (ステイディア) 」が発表されました!でした。