のりブログ

ゲーム関連記事および雑記などを書いています。

鉄拳7 三すくみ

こんにちは!のりです。

 

今回はちょくちょくやってる鉄拳7の話をしてみたいと思います。

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鉄拳は5からやっています。最初はコンボどころかワンツーパンチさえ出すのにてこずっていました。LPRPと言っても鉄拳プレイヤー以外の方には分かりづらいため、プレステのコントローラーでいうところのYボタンからXボタンにかけて指をスライドさせて、タタン!と入力することによってワンツーパンチが出せるのですが、このスライド入力はあまり家庭用ゲームにはない入力方法なので慣れるまでけっこう大変でした。

そんな私ですが、その後、鉄拳6、鉄拳タッグ2、鉄拳レボリューションと地道に続けており、現在鉄拳7もたまにやっています。

今回は、鉄拳でよく言われる「三すくみ」というものを意識すると、鉄拳が楽しめるよっていう話をしたいと思います。

さて、「三すくみ」を意識すると楽しめると言うと、三すくみを意識しないと楽しめないみたいな言い方ですが、実際楽しめません(笑) 全然楽しくありません。本当に。

たぶん、三すくみ以外で楽しめる要素ってコンボ練習ぐらいだと思います。

やったことある人はもちろんのこと、やったことのない人も一度やってみるとすぐに思います。クソゲーだと(笑)

まず初心者だと対人戦で絶対負けるので、難しいゲームだ、俺には向いてないとなるはずです。中にはCPU戦で諦める人もいるでしょう。それでも、負けず嫌いな人は、練習しようと思います。鉄拳は不思議なことに負けた時の悔しさやイライラ感が尋常じゃありません。知り合いの優しいお父さんをしてる方が、鉄拳のオンライン対戦に負けてる時に子供から運動会の話をされたところ、ちょっと黙っていなさい!と怒鳴りつけてしまったそうです。子供は普通の話をしていただけなのにとても可哀想です。これほどまでに鉄拳に負けた時のストレスはすごいのです。

そして、それだけのストレスを受けても負けず嫌いな人は練習をします。技を正確に出せるようにしたり、コンボを練習したりします。そしてコンボが上手くなってくるとふと思います。始めた頃は技もよく分からず、コンボも上手くできなかった。今はCPUにも楽勝だし、コンボもできる。今なら対人戦でも勝てる!と。そして対人戦をすると努力虚しく惨敗します。そして思います。やはりクソゲーだと(笑)

だいたいこのあたりで鉄拳をやめる人は多いでしょう。鉄拳では段位というものがあり、入門生(10級)から初段までは勝っても負けても続けていれば昇格します。

初段からは師範(5段)や飛龍(11段)など名称は異なれど、30段くらいまであり、対人戦に勝てれば上がっていきます。

初段までは負けても上がるため、初段が初心者のスタート地点となります。

そして、コンボを覚えた人がどこまで上がれるかといえば皆伝(4段)くらいです。むしろ4段まで上がれればいいほうで、2段にさえ上がれない人もいると思います。あれだけコンボを練習したのに全く勝てない。やはりクソゲーだ!となるわけです。何年もやっていて3段前後の人は割といると思います。やたらコンボは上手いのに勝てない。なぜ勝てないのか。とイライラしながらも、負けず嫌いでいつか勝てるとひたすらやり続けます。

この辺りでほとんどの人はやめます。

これでもまだ続けている人は、ネットの攻略記事や知恵袋などを頼りにするでしょう。

またはゲームセンターの強い人に教えてもらおうとすることでしょう。

そして、フレーム、確反、二択、三すくみ、

などという言葉を散々聞くことになります。

また、山ステというものを練習する必要があると言われて練習するはずです。

しかし、山ステは実際難しく高段者でもできない人もいます。それにできても大して勝てるようにはなりません。

次にフレームや確反ですが、覚えることが多すぎて断念することが多いです。とりあえず、よく使う3個ぐらいの技について覚える程度で最初は終わります。

二択は中段技と下段技を使い分けることで、それを言われたところで、どうにもなりません。三すくみに至っては、攻め、置き、スカ確のじゃんけんなんて言われますが、大抵ふーんという感じでよく分かりません。

というところで、いろいろ攻略法を聞き、上手くなった気になり、俺は中級者だ!と意気込んで戦うと、だいたい名人(7段)くらいにはなれるのですが、中級者というわりにはイマイチです。大抵の人が納得いかず上を目指します。が勝てません。意味がわからずイライラすることでしょう。これ以上何を覚えろというんだとなります。

この辺りの人は相当物好きです。自分はけっこう強いはずなのになぜか勝てないと思い苦悩します。まあ勝てないのだから強くはないのですが、そんなことには気づきません。

そしてやはり思うはずです。クソゲーだと。

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といったところで、タイトルに三すくみと書いてあるのに、全然三すくみについて話さないまま、けっこうな長文となってきました。

ここでようやく三すくみです。

餓狼(8段)以上になるために、上で書いたフレーム、確反、二択、三すくみ、山ステを深く正確に理解する必要があります。

しかし、まずは三すくみを「意識」して戦わないと、他の知識が全く役に立ちません。

フレームや確反なんて正直、剛拳(12段)以上まで必要ありません。できない12段前後の人は沢山います。山ステなんて修羅(16段)以上でもできない人はいます。

二択に正解なんてありません。人それぞれです。

ということで、三すくみを使いましょう。

詳しい話をすると、眠くなってしまうので、私のいつもイメージしてる方法を紹介します。まず、「攻め」ですが、「チョキ」です。じゃんけんのチョキです。自分が攻めてるなら自分がチョキを出してます。相手がガンガン攻めてくるなら相手はチョキを出してます。ハサミでチョキチョキしてるイメージです。なんのことだ?と思うかもしれませんが「攻め」は「チョキ」です!

さて、「チョキ」は何に有利でしょうか?

「パー」ですね。チョキはパーに勝てます。

「パー」は「様子見」です。ひらひらした紙のイメージです。ひらひら漂いながら、動くだけで、何もしてきません。そういう、様子見をしている相手は「パー」です。紙です。

ひらひらしてる紙は、ハサミで切り刻んでしまいましょう。「様子見」をする相手には、「攻め」で勝つことができます。パーにはチョキです。紙にはハサミです。

さて、逆に「チョキ」は何に負けるでしょうか?「グー」です。グーは石です。

置き石」です。置き石をハサミでは切ることができません。逆にハサミが壊れてしまいます。鉄拳では「置き技」というものがあり、何となく出しておけば、攻めてきた相手が勝手にやられます。攻めてくる相手には置き石です!

最後に、「グー」は何に負けるでしょうか?

「パー」ですね。

置き石は紙に包まれて押さえ込まれてしまいます。置き技は置いた後、隙だらけなので、様子見をしていた相手に簡単にコンボを入れられてしまいます。

相手が遠くで、置き技をひたすら出してこっちに寄ってこないときは、様子見をしましょう。きっと隙だらけだと思う瞬間が来るはずです。グーにはパー。置き石には紙。置き技には様子見です。

まとめると、

相手が「攻め」てきたら、「置き技」です。

相手が「置き技」なら、「様子見」です。

相手が「様子見」なら、「攻め」ましょう。

相手が「チョキ」なら、「グー」

相手が「グー」なら、「パー」

相手が「パー」なら、「チョキ」です。

相手が何を出しているのか。それを常に意識して、勝てる手を出しましょう。

意識すると、見えてくるはずです。

ずっと「パー」をだしてる人が。

ずっと「チョキ」ばかり出す人が。

ずっと「グー」を出す人が。

鉄拳はこのじゃんけんを高速でなんどもやるゲームです。ここで、同じ手ばかり出していると絶対勝てません。

このじゃんけんを覚えると、ずっと同じ手を出す人と戦うと圧勝できますし、なぜ負けたか分からない格上の相手にも、自分に何が足りなかったのか把握しやすく、納得しやすい負けとなります。じゃんけんを知らずに、自分の方がフレーム知識もあるし、コンボも上手いのになぜ負けるんだ!と納得いかない人は是非試してみて下さい。ようやく鉄拳が面白いと思えるようになると思います。

長文となりましたが、ここまで読んで頂いた方ありがとうございます。

鉄拳をやったことがない人も、鉄拳ってじゃんけんが重要なゲームなんだけど、それを知らないとただのクソゲーってことを知ってもらえたと思います(笑)

 

以上、鉄拳の三すくみでした!