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ゲーム業界関連、今はまっているゲーム、雑記などを書いています。

ゲームソフトの発売日の決め方

こんにちは!のりです。

今月11/29(火)についにFF15が発売されますね。FF13の外伝・ヴェルサスとして、2006に発表されてから、実に10年の開発期間を経ての発売となります。ここまで、発表から発売まで時間がかかったゲームはなかなかないと思います。

私が初めてクリアしたゲームがFF1で、それ以来FFシリーズのナンバリングにおいては全シリーズプレイ済みで、FFシリーズは私がゲーム業界を目指すきっかけとなったゲームでもあります。なので、FF15がどんな内容となり、どんな評価でどのくらい売れるか個人的にはとても気になっています。まあ、序盤の内容はけっこう動画で既に発表されていて、東京ゲームショーでもプレイ済みで、FF15の映画も観てきたので何となくは分かりますが、実際にプレイしたらどんな体験ができるのか、とても楽しみです。

FF15について唐突に書き始めましたが、11/29という発売日はどんな理由でこの日になっているか知っている方はいらっしゃるでしょうか?もともと9/30発売となっていて、クオリティアップのため、11/29に発売日を延期したということは知っている方も多いと思います。おそらく、クリスマス商戦に合わせたのではないかと思う方も多いと思います。しかし、クリスマスに合わせたのであれば、12/10くらいでもよさそうなものです。よく、クリスマスに売ることを狙ったソフトで12/10前後に発売日を設定するソフトをよく見かけます。11/29という設定は多少早いのではないかと思う方もいるのではないでしょうか?

私は、FF15の内情については分からないので、断言はできませんが、似たような規模のゲーム開発に携わった際に、同じような状況になったことがあるので、それも踏まえてゲームソフトの発売日の決め方について書いてみたいと思います。

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目次

大作ゲームは9月発売が理想、ブラックフライデーを死守

数百万本売れるゲームは9月発売が理想

世界規模で数百万本の売り上げを記録するような大作ゲームは、9月発売が理想とされています。9月に発売して、初動でそれなりに売り上げを伸ばし、10月でジワジワ売れて、口コミやレビューなどで高評価を受けて、11月、12月の年末で一気にドーンと売り上げを伸ばすというのが狙いです。

北米の売り上げは、ブラックフライデーにかかっている

日本では、年末と言えばクリスマスという印象ですが、北米では11月第4週に行われる「サンクスギビング(感謝祭)」というイベントがとても重要で、その翌日からはお祭りムードで国民の財布の紐が緩み、一年で一番商品が売れると言われています。

このサンクスギビングの翌日が、11月第4週の金曜日と決まっており、その日から市場は黒字が続くため、黒字が始まる金曜日として、この日はブラックフライデーと呼ばれています。

つまり、この日から1週間くらいの期間に売り込むのが、一番売り上げを稼ぎやすいということです。そのため、大作ゲームの発売日は何があってもブラックフライデーに間に合わせろと会社的に言われることが多いです。

FF15ブラックフライデーに売るために、11/29に発売日を設定したと思われる

大作ゲームの発売日が延期になることはよくあることで、表向きに発表されていなくても、会社内で9月発売を狙っていたのに、開発が間に合わなくて延期することになったが、ブラックフライデーだけは死守しろと言われることがあります。

正直、この日を過ぎて12月中旬や1月に発売すると、北米での売り上げは大幅に下がる可能性があります。私が実際に開発に携わったゲームの中にも、9月発売を狙っていて、間に合わず11月発売に変更した経験があります。この時は、単純にデバッグが間に合わなかったという理由でした。

今年のブラックフライデーは、11/25となっています。なので、11/29はちょっと遅いと思われます。ここから考えられることは、ブラックフライデーに間に合わせたかったが、どうしても数日期間が足りなく、ずらすしかなかったのではないかという切羽詰った状況が予想されます。

このことから、個人的には、クオリティアップはカモフラージュで、どうしても発売するためには修正必須の不具合があったが、間に合わず、仕方なくこの発売日になったのではないかと思っている節がありますが、あくまで予想なのでこれ以上の邪推はやめておきます。

年末に間に合わない場合は2月 決算には間に合わせたい

2月発売のソフトは、決算狙い

ちなみに、海外で売ることは考えておらず、国内の売り上げを重視しているソフトは、素直にクリスマスの前を狙うことが多いです。12/10前後ですね。

海外の売り上げを視野に入れた大作ゲームは、ブラックフライデーを逃すことは許されませんが、実際に年末発売を狙っていて、年末に間に合わなかった場合は、何月発売になるでしょうか。

この場合は、2月発売が多いです。2月に発売することによって、3月の決算に売り上げを計上することを狙っています。会社としては、予算を達成することは重要な事項であり、年末に発売することも最終的には、その年の決算を良い結果にするための作戦でもあります。決算が良くないと会社のブランドイメージが悪くなってしまいますからね。2月に間に合わなければ、3月にぎりぎり発売を入れ込む場合もあります。3月発売のソフトは、かなり追い詰められて開発したのではないかと予想されます。

決算に間に合わなければ、来年の春、夏、そして9月

春発売はもしかしたら、決算に間に合っているかもしれない

春というと、4月、5月あたりを指します。これは、もう完全に決算を逃したと思うかもしれませんが、出荷が3月であれば、実は決算に計上されていることもあります。ゲームソフトは生産、出荷が行われ、小売店に買って頂いた時点で利益となります。まあ、海外では売れなければ、返品もありえますが。よって、4月、5月発売のソフトは、もしかたら、相当苦肉の策で設定した発売日の可能性があります。

7月、8月は、国内向けソフトの売り時

夏発売のソフトは、完全に前年の決算には含まれません。その年の決算を狙った発売日となります。海外では、ブラックフライデーに比べれば、あまりメリットのある時期ではありませんが、国内であれば、夏休みであり、おじいさん、おばあさんからお孫さんがゲームを買ってもらえるようなこともあり、クリスマスに並ぶ、ゲームの売り時となります。国内需要が高いゲームにとっては、とても良い発売時期と言えるでしょう。

そして、9月になり、ブラックフライデーやクリスマスを狙って発売日を設定

9月になると、上記で書いたように、海外ならブラックフライデー、国内ならクリスマスに向けて、発売日を設定するといったことになります。

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まとめ

ということで、ゲームの発売日がどのようにして決められているか、私の経験上の知識で書かせて頂きました。全てのゲームがこの通りというわけではありませんし、特にFF15の発売日についての見解は、完全に私個人の勝手な予想となっておりますので、その点はご容赦下さい。

しかし、少なくとも9月~11月に発売するソフトは、売り上げがとても期待されているソフトと言って過言ではないと思います。FF15売れるといいですね。

 

以上、ゲームソフトの発売日の決め方でした。